保険加入義務化へ |
近年の自転車事故の増加、重大化そして、賠償額の増大化傾向をうけて自転車に保険加入 を義務付けることが望まれていたが、兵庫県議会が27年3月18日全国で初めて自転車保険加入の義務化条例を議決した。
保険加入義務化は、10月1日からスタートする。
取り締まりが難しいという事情から、罰則は設けられていない。
県交通安全協会は、損害保険会社と連携し年間千円の掛け金で最大5千万円の対人・
対物の補償が受けられるなど、3種類の新たな保険を発表しているようだ。
これをうけて、全国の自治体で条例化が加速することが考えられ、事故後の賠償問題解決のためのADR機関(裁判外紛争処理機関)の設置の機運が全国へ拡大するものと思われる。
設置が遅れている茨城県等全国の行政書士会は、取り組みが急がれることになった。